季節は進み、ゴールデンウイークの話題もちらほら出てくるようになりました。まだまだ花粉症の人には辛い時期なようで、マスクが欠かせないと言います。買い物などに出るとちらほらアスクなしの人もいますが、少数派です。コロナ対策より花粉症対策の場合も多いようです。

この所、父親が証明写真を撮りに行ったり、その写真を何枚か拡大コピーしたり、真剣に写真を見たりしているので聞いてみると、「バタバタしなくていいように遺影の準備をしている」と言います。「そんなに調子が悪いの」と返すと、「体の調子はいい」との返事でした。去年、母親が亡くなった際に、写真を準備するのに手間取ったことが念頭にあるようです。それにしても証明写真の拡大コピーは次元が違うと思います。例によって、写真屋に聞いたら１，２万円すると言われて、もったいないと自作することにした模様です。勿論、好きにしたらいいのですが、母親の時もそのくらい掛かったと明細書を見せたら、「普通にそのくらい掛かるのか」と納得した感じでした。

その母親のことで、この世間の流れでは一周忌は普通にする必要があるかなと考えたりします。確かに、コロナ、コロナで、ゆっくりとみんなで偲ぶ場を一度も設けていません。思い出話が弾めば、自分の知らなかったエピソードも出て来るでしょう。

先日、用事があり久しぶりに江北町の生まれ育った家があった場所に行きました。母親が生まれ育ったところでもあり亡くなってから初めてだったので、今までと違う感じがしました。時々、懐かしいと話していた家、道、田んぼはどこだったかなと、暫く歩いてみたりしました。最後の２年半ほど、面会ができれば色々話ができたのになあと、残念な気持ちもしましたが。