急に寒くなりました。季節外れの陽気から、僅かな期間に１２月の気候になったそうです。体調管理に気を付けたいものです。

親戚から電話があり、遠くに住んでいる親戚のことについての相談でした。高齢の一人暮らしで入退院を繰り返しているそうですが、不幸にも亡くなった後の財産管理の問題です。私は元来、電話での相談に応じるのは苦手で、特に今回は何かとお世話になっている親戚からの問い合わせなので、特に緊張しました。加えて見栄もあり、間違っては恥をかくと思ってしまいます。「ちょっと調べて折り返し」と言えばいいのですが、その時はそれも格好が悪いと思い込み、細部で不正確なことを言ってしまいました。結局、迷惑をかけるので反省です。

皆さん心を痛め話題にもなるガザの大惨事は、解決の糸口さえ見えません。「10分に一人の子供が亡くなっている」とのニュースが、胸をえぐります。イスラエルに影響力がある欧米の政府は、何故毅然とした態度を取らないのか。ウクライナの戦争であれだけロシアを非難しながら、ガザの問題では先ず「イスラエルの自衛権」を言う。ウクライナを侵略しているロシアは、「イスラエルは侵攻を止めるべき」と主張する。ダブルスタンダード、二枚舌です。

パレスチナの問題は歴史的にも根が深く、理解するのが難しいとよく聞くし、不勉強な自分もそう思います。しかし、この問題に重大に関わっているのが、第二次世界大戦前後の欧米列強の二枚舌だったことは分かります。自国の利益優先で、パレスチナの人々にもユダヤの人々にも、希望に沿った行動、支援をすると約束しました。中東、アラブ諸国の植民地支配に関わって来なかった日本に対しては、信頼感があるといいます。けれども政府はダブルスタンダードを真正面から批判しておらず、亡くなっていく子供たちのことを本当に真剣に考えているのか、私には疑問です。