雪は落ち着きましたが、寒波は続いています。予報では、今シーズンの寒さの底だと言っているので、２月になれば、少し暖かくなるかもしれません。

私の事務所から見える近くの家には、亡くなった母親と仲の良かった女性の方が一人で暮らしていますが、去年から入院されています。しばらくと聞いていましたが、長くなっています。私が小学校の読み聞かせを始めた際には、誰に聞いたのか、「あなたは声が大きい方だから子供たちに人気が出るよ。頑張って」と言って頂きました。早く回復されれば良いのですが。

そんなことを考えながら見ていると、父親がその前の道を歩いています。まだまだシニアカーは寒く、天気が良ければ少し散歩しているようです。思い出したのは、元日から度々放送される有線放送。元日の夕方から行方が分からない高齢女性の安否情報の呼び掛けが、切迫感をもって流れます。祐徳稲荷神社参拝の後に連絡が途絶え、最後に確認されたのが白石町の防犯カメラだということです。ご家族は、どんなに心配でしょう。

父親が戻ってきて、「ポストにこのチラシが」と。情報提供をお願いするチラシでした。取り扱いには注意してください、とあり、神妙に読んでみると、驚いたことに最後の防犯カメラの確認は、自分のすぐ近くのスーパーでした。だから、チラシまで、と納得しました。無事に見つかると良いのですが。

自分たちは違うスーパーに買い物に行っていますが、週末に敷地内でイベント開催中と若い人が３人ほど待機しています。詳しい中身は分かりませんが、若干お金がいるようです。先日、父親を待っている間、ずっと女性がイベントスタッフと話し込んでいました。何か苦情を言っているように見えて、毎日行く所なので心配でした。

そのイベントが胡散臭いというつもりは全くありませんが、県内でも詐欺被害が増えています。私に時々ある癖で飛躍してもいけませんが、特に若い人たちが政治資金の裏金問題で、普通手にすることのない大金が無法にやり取りされているのを見たら、まじめにやっていくのが馬鹿らしくなるのではと、これも大いに心配です。