5月最後の書き込みになりました。

地元の小学校の、今年度初めての読み聞かせの会がありました。今まで３年生だけを二年余りやってきましたが、今年度は６年生を担当することになりました。これまで全て紙芝居でしたが、絵本に挑戦することに。有明公民館が３月で閉館になったので、福富の図書館に借りに行きました。資格試験受験の際に、学習室を利用することはありましたが、本を借りるのは初めてです。図書カードを作ることからでした。改めて蔵書の多さに気づき、その点、これから本を選ぶことの不安は解消しました。会のメンバーから、「絵本の場合は、一冊で丁度いい時間になる」と教えてもらっていたので、時間をかけて選びました。幸い、自分の気持ちに落ちるものが見つかりました。このところのガザの惨状には言葉がありませんが、（ガザのことをいっているのでは）と思う絵本がありました。

鉄条網の中の狭い土地に押し込められ、絶望に陥りがちな少年が木の芽を見つけ雨水をやり、少しずつ育つ様子に希望を見出していきます。鉄条網の外の兵士に引き抜かれますが、外の少女が水をやり、又、少しずつ伸びていきます。

各教室に電子黒板があって、文章を覚える必要もなく、ゆっくり朗読すればいいので、安心してできました。さすが６年生で、初対面の自分にも集中してくれて、やりがいがありました。何とか年度末まで務まりそうです。