10月になりました。まだまだ本格的な秋とはいかないようです。

１日に今年度の社会保険労務士試験の合格発表があり、合格することができました。本当に嬉しかったです。試験本番にも問題の難易度は、かなり高いと思いましたが、その通りでした。この試験は、科目ごとに基準点が細かく設定されていて、一つでも不得意科目を作ってしまうと大変ですが、今年は、選択式で３科目、択一式でも約１０年ぶりに１科目、基準点引き下げの救済措置が取られました。それでも、合格率が去年を下回りました。自分も点数はギリギリで、よく突破できたと思いました。

もう大昔になりますが、最初に受けた時のことを思い出しました。歯が立たないどころか、弾き飛ばされたようで、会場は今年と違う私立大学でしたが、暗澹たる思いでキャンパスを歩いて帰りました。こんな試験に合格する日が来るだろうかと。案の定、苦難の年月が過ぎましたが。

毎年の試験会場には、試験に挑戦するのにいい若い世代、私にような高い年齢の世代（本当に多かったです）、４割位を占める女性、障害を持った方、大袈裟に言えば、今の社会の縮図を見るような気がしていました。

２月から議員、その前は選挙の準備と、正直勉強の時間は少なかったですが、少し気持ちに余裕を持って受けたことが幸いしたかと感じます。今後、この資格で積極的に営業をすることは物理的にも無理ですが、知識、業務には最大限生かしていきたいと思います。

試験会場の緊迫した雰囲気、受験生の真剣な顔、試験が終わり大勢で駅に向かう風景などは忘れないと思います。