11月になりました。今年もあと２か月です。

先日、地元の小学校の読み聞かせの会がありました。９月は議会中で欠席し、８月は夏休みだったので久しぶりです。とは言っても、運動会でみんなの顔は見ていたので、直ぐに馴染めました。運動会の時に自分の横に座っていた役場の課長さんが、「よく工夫されていて立派だ」と言っていたのを紹介すると、大変喜んでいました。

読んだ絵本は、５月に亡くなった「世界一貧乏な大統領」の演説でしたが、静かに聞いてくれました。貧乏とは物がないことではなくて多くのものを欲しがること、という訴えは、心に染みます。「あれもこれも欲しいと思うこともあるでしょうが、こんな演説をした大統領がいたことも覚えておいてください」と言ったら、「ハイ」と答えてくれました。

社会保険労務士試験の合格証書が届きました。実感が湧いたのは勿論ですが、最高に嬉しかったのは、母親の遺影の横に立て掛けた時です。母親が生きていた時の受験では、作ってくれた弁当を持って博多に行きました。穏やかに、「調子は、どがんね」と、聞いてもくれました。存命中に合格できれば、一番良かったのですが。

朝のラジオで、高齢だが何回も挑戦して社会保険労務士試験に合格出来た、という投稿が読まれていました。同じように頑張っていた人がいるんだと、こちらも実感しました。