南里行政書士事務所

佐賀県杵島郡の南里行政書士事務所では許認可申請/成年後見人/相続・遺言などの相談を承っております。

南里日誌
ホーム > 南里日誌 > ブログ

  • ホームページが完成しました。

    2021.3.3ブログ更新します。

    三月になりました。この時期は本当に早く日が過ぎて行ってしまいます。陽は大分長くなりました。
    高校の同級生の鶴田君からメールが来て、昨日の佐賀新聞のコラム有明抄が興味深かったとあったので読んでみました。今の時代の事としては昨年の出生数が過去最低の約87万になったとあり、コロナ禍が少子化に拍車をかけているようで心配だとありました。私もここまで減ったのかと驚きましたが、もう一段引き寄せられたのは彼と同じで、古代、中世では結婚して子供を作ることができる階層は限られ家督を継ぐ長男などを除けば多くが晩婚か生涯独身だったという件です。食料などの生産力が少なく人口を抑えようというのが当たり前だったのかなと思います。余程この史実が気に入ったらしく、「めでたし、めでたし」と結んでいました。
    佐賀新聞と言えば私も配達のアルバイトをして縁がありますが、用事があって久しぶりに高校の同級生がやっている販売店を訪ねました。彼は留守で数年ぶりに奥さんに会いました。今だから言えますが、アルバイト当時は色々注意をされ正直苦手な面がありました。「言い過ぎてしまって謝りに来た」と家に来られ、両親がびっくりしたというような事もありました。
    体調が悪いと聞いていましたが、実際に会って少し愕然としました。顔色が悪くカウンターまで数メートル歩くのも辛そうでした。愛想よく挨拶をして頂きましたが、私は悲しい気持ちを抑える事が出来ませんでした。元気に自分に物を言っていた姿を思い出し、懐かしくさえありました。ご回復を心からお祈り申し上げます。 年度の締め括りの月になり、頑張りたいと思います。

    詳しくはこちら

  • ホームページが完成しました。

    2021.2.23ブログ更新します。

    暖かかったり寒くなったりで三寒四温の時期になったようです。
    事務所に来た人と話をしていて、先方もこの先の生活が経済的にも不安だと言っていました。「このコロナ禍ですから大勢そう思っているんじゃないですか」と応じました。「最後のセーフティーネットで生活保護もありますから」とも。「そうは言っても田舎は特に受給するのに偏見が多いですよね」と、少し暗い顔をされました。自分も大阪にいた頃は結構権利として根付いているような雰囲気を感じていましたが、今の地域のそれはギャップがあります。
    何年か前に、調べる事があって役場の生活保護の担当課に行った事があります。職員の、「申請ですか」と、緊張して強張った顔をよく覚えています。「調査です」と言うと、明るい表情になり丁寧に説明してくれました。制度の現状を体感した気がしました。
    22日に画期的な大阪地裁の判決がありました。国の2013年8月からの生活保護費引き下げは違法だと初めて認めた内容です。原告の皆さんが涙を流しながら抱き合う写真を見て涙腺が緩んでしまいました。コロナ禍もあり、何時この制度に頼る事になるか分かりません。大変前向きな事だと思いますが、厚労省のホームページにも、生活保護を利用する事は権利、といった趣旨の記述が登場したと聞きました。
    この問題を考える時に多くの人が思い出すのは、「人間裁判」と呼ばれた朝日訴訟。朝日茂さんは亡くなるベッドから看護師に頼みました。自分の言葉をカルテに書き留めてほしいと。「憲法に保障された生存権を堂々と掲げ、多くの人の支援を受け闘えた悔いのない人生だった」。
    一晩に7万円の接待を受けて法を犯す官僚に、庶民の悩ましさが理解できるのだろうかと思ってしまいます。

    詳しくはこちら

  • ホームページが完成しました。

    2021.2.19ブログ更新します。

    前回の書き込みで少し雪が降るかもと悠長なことを言っていましたが、とんでもない大雪になりました。勿論、佐賀の地としてはですが。
    自宅の近くの踏切の遮断器が鳴りやまないので見てみると、特急列車が雪で立ち往生していました。乗客の人達は不安だったでしょう。出掛ける用事がありましたが、車を出すのが躊躇され連絡して止めました。去年までの暖冬から打って変わって、今シーズンは三回ほど雪の時期がありました。そして、明日からは4月上旬の陽気になるらしく気候に振り回される気がします。
    同じく前回書き込んだ福島から実家に帰ってきた知人の件は、相談した知り合いの弁護士さんが無難に対応してくれ解決しました。仕事の辞め方で若干揉めていましたが安心しました。私も久しぶりに話をして懐かしかったです。コロナ禍が落ち着けば、又事務所にも伺いたいものです。車検の案内が来ていて、最後に事務所に行ったのは代車だったと思い出し、もう2年近く過ぎました。
    車検も礼儀としてある程度車内も綺麗にしてと思いますが、そうなると結構汚れて雑多な物を積んでいるなと痛感します。駐車場で掃除をしていたら父親が、「掃除もしてくれるさい」と言ってきましたが、私は心の中で、(あなたとは考え方が違う)と呟き無視してやりました。
    東京の弟は偉いもので、父親の誕生日には必ずお祝いを送ってきます。今日届き、「禎司は良か息子」と御機嫌でした。

    詳しくはこちら

  • ホームページが完成しました。

    2021.2.15ブログ更新します。

    二日ほど寒波が来るという事で、雪がちらつくかも知れません。
    4年ぶりに電話を貰った人がありました。福島で派遣の仕事をしていると聞いていましたが、佐賀に帰って来たそうです。実家に帰った日の夜に地震があったと言っていました。それは運のいい事だったのですが話の内容は少し厄介で、自己都合による退職かそれとも解雇になるのかで会社と見解の違いがあると。私を思い出して相談してくれたのは嬉しいですが、詳しく聞いていると手に余るような気もします。相手方も被災十年経って、又大変な災害に見舞われた福島県の事業所なので複雑な気持ちもあります。
    この所、感染者数も減少傾向ですが、やはり国民の努力の賜物だなあと思ったのは受付のお手伝いに行ったお葬式です。開始前に来て遺族に丁寧に挨拶をして帰っていく人が大変多かったです。結果、斎場は密になりませんでした。残念ながら亡くなる方が多いですが、火葬場でも色々対策が取ってありました。まだ若い方で急に容態が悪くなり救急車の中で命を落とされたらしく、遺族の方々の悲しみは如何許りかと思います。
    もう一人久しぶりに話をする人があって故郷の江北町の方です。肥前山口駅を肥前江北駅に改名する事が提案されていますが、反対の署名活動が活発だという事。町長のトップダウンで費用も億単位になるのは問題だと女性のグループが頑張っているそうです。自分も故郷の駅で人生の節々で様々な思い出があり応援したい気持ちです。

    詳しくはこちら

  • ホームページが完成しました。

    2021.2.11ブログ更新します。

    雨は降りませんが、どんよりとしたはっきりしない天気です。
    早朝、7時前でしたが家の前に救急車が来ました。車から何人も降りてきていました。家族構成からみて、私より少し年上のご主人しか思い当りませんでした。10時頃に父親が私の所に来てポツリと、「亡くなったらしい」と言いました。定年退職され、よく散歩をしている姿を見ていたので本当に驚きました。体調が余り良くないと聞いていて、顔色が悪いと話をしていた事はありましたが。配りものを持ってきた際には、一つ二つ冗談を言って帰る明るい人でした。ご冥福をお祈りいたします。お通夜、お葬式のお手伝いは、しっかり努めたいと思います。
    以前、ワクチン接種への不安を書き込んだ事がありました。ラジオで、日本でも有数の専門家が、「去年は接種したくないと言っていたが、今は順番が来たら必ず接種したい」と言っていました。専門家らしく世界の状況、副反応、有効性などを分析して説得力のある話を展開していました。聞いていると、余り心配しなくてもいいように思えてきます。佐賀県でも最優先順位の接種は4月目標と報道されました。副反応がなく有効なら接種した方がいいに決まっています。
    開催が不透明なオリンピックの森会長が辞任しましたが、発言の真意は、「女性は黙っていろ」という事なので当然ですが、私は総理大臣の時の、「日本は天皇が治める神の国」、投票率が低いと有利だと言われていた選挙での、「有権者の方は眠って貰っていた方がいい」等の発言を思い出します。根本にあるのは、法の下の平等や個人の尊厳の尊重を決して建前にしてはならないという強い気持ちの欠如だと思います。

    詳しくはこちら

ブログ

ちょっとした息抜きに、ちょっとした情報収集に。
行政書士の仕事のちょっとした部分や、日常の些細な出来事を綴っていきます。